“ジュニアNISA廃止”で今どうなってる?親たちのその後

投資
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まず結論 終わった制度だけど、今でも使ってる人は多い

ジュニアNISA(未成年少額投資非課税制度)は2023年末で新規投資が終了しました。

「じゃあ、もう関係ないでしょ」と思ったあなた。実は、まだまだ“使ってる人”がたくさんいるんです。

2024年からは引き出し制限もなくなり、かえって「今からが本番」と言われることもあるくらい。

制度としては終了。でも、実際には「活用ステージ」が残っている――これが、今の“ジュニアNISAのその後”です。


ジュニアNISAってどんな制度だった?ざっくりおさらい

  • 子ども(0〜19歳)名義で年間80万円まで投資できる
  • 投資の利益(運用益)が非課税になる(本来なら20%の税金)
  • 5年間の非課税期間+ロールオーバーで20歳まで非課税継続も可
  • 親が資金を出して、子の名義で投資できる

最大の特徴が、「18歳まで引き出し不可」だったこと。

その“使いづらさ”からあまり広まらなかった反面、「大学資金づくり」「長期投資」の目的では重宝されていました。


廃止で何が変わった?むしろ“使いやすくなった”ってホント?

実は、ジュニアNISAは廃止が決まったことで便利になったという声もあるんです。

なぜかというと

  • 引き出し制限が解除され、18歳未満でも自由に資金を動かせる
  • 非課税で運用した資産を一括解約してもOK

つまり、「使いにくい制度」→「子どもの資産形成に使える非課税口座」に大変身。

新規投資はできないけれど、保有してる人にとっては“活用タイム”に入ったわけです。


親たちは今、どう使ってる?リアルな活用例

ジュニアNISAを利用していた家庭では、次のような使い方が見られます。


【A】大学資金として、そのまま寝かせてる

  • 相場がいい感じで育ってる
  • 売らずにそのまま持ち続けて大学入学前に引き出す計画

【B】一部or全部を売却して現金化した

  • 相場が上がった今のうちに利益確定したい
  • 他の資産に移す/教育費に使う などの目的で解約

【C】子どもの“お金の勉強”に使ってる

  • 本人に資産の存在を教え、管理を一緒に始めている
  • 配当や評価損益を親子で見て、投資教育ツールとして活用中

廃止されたのに「得した人」「損した人」が分かれる理由

ジュニアNISAは廃止になりましたが、その使い方次第で明暗が分かれたとも言えます。


得した人

  • 相場が上がった時期にうまく積立できた
  • 2024年以降の自由な引き出しで柔軟に資金活用できる
  • 本人名義での資産形成を早くから始められた

損した人

  • 思ったより投資できなかった/放置して終わった
  • タイミング悪く下落局面で終了を迎えた
  • 制度内容を理解しきれず、使い切れなかった

ポイントは、「制度が良いか悪いか」よりも“どう使ったか”がすべてということです。


これからできることは?ジュニアNISAの“次の一手”

今後、ジュニアNISAで得た資産をどうするかは人それぞれ。

  • 解約するなら、利益に税金がかからないよう「非課税枠の中で売る」ことを意識
  • 続けて長期運用するなら、18歳以降の“新NISA”への移行も視野に
  • まだ子どもが小さい場合は、親名義で新NISAを活用し、将来の教育費に備えるのも有効

「廃止された=もう意味がない」ではありません。 むしろ、制度終了後こそ“考えて使う”ことが問われていると言えます。


分かりやすいドットコム的まとめ

  • ジュニアNISAは2023年で新規受付終了。でも、今も保有口座は“活用中”
  • 引き出し制限がなくなったことで、むしろ使いやすくなっている
  • 資金の使い方・タイミングで「得した/損した」が分かれている
  • 今後は、「親名義のNISA活用」や「資産の引き継ぎ」がカギ
  • 制度が終わった後こそ、「自分の目的に合わせてどう動くか」が重要

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